33.社員へのメッセージ ～やり続ければ世界（けしき）が変わる～
エスプライドには、企業目的というものがあり、
それが「愛され続ける企業」になる、というものです。
その「愛され続ける企業」の中でも、ナンバー1とか
オンリー1を目指していきたいと思っています。
だから、エスプライドで働くみんなに関しても、それぞれ何か一つでいいから
「僕がこの分野では1番になるんだ！」、
「オンリー1になるんだ。」という目標を、ぜひ持ってほしいと思っています。
それは営業力でもいいし、企画力でもいいし、デザイン部門でもいい。
もちろん笑顔でも挨拶一番でも、なんでもいい。
「僕が“今”一番なんだ。」ではなくて、先の目標を持ってほしいと思っているんです。
みんなまだ若いんだから、ひとつ上の目標を。
「こういう風になるんだ。」「こういう風に自分がやっていくんだ！」という、
自分の行動を示すような目標を立ててやっていってほしいなと思います。
エスプライドのロゴの中にある「PRIDE」の“I”は、“1”という数字を表現しています。
ここに込めた意味は会社としてだけでなく、従業員も何か一つナンバー1を目指すことによって、
その集合体がエスプライドという「ナンバー1の集合体」でありたいということです。
そうあるからこそ、世の中の人たちに影響を与えたり、
必要不可欠な会社になるんじゃないかなと思っています。
全員が「ナンバー1」を目指す、活気あふれる会社にしたいんです。
そうあることで クライアント様には、より弊社に期待していただけるだろうし、協力会社様にも
「エスプライドに協力すれば、何か面白いことが起きるんじゃないか。」という期待感を、
寄せていただけるんじゃないかと思っています。
私も今までの人生で「何かで一番になれたか？」と聞かれたら
自信を持って一番になれた、と言い切れるものはありません。
すべてにおいて「頑張ってやってきた。」とか、
「胸をはってこういうことは努力してやってきた！」と言えるものはあるけれど
「これは一番になれた！！」と言えるものは無いんです。
だから私は、この会社を「うちの会社は一番なんだ」と 自信を持って
言えるように努力していきたいし、
みんなにも私と同じように
「僕らは、私たちはこれで一番なんだ！」、
「一番になるんだ！！」と言える
強い気持ちをもってほしいなと思っています。
業界においても、私たちのものづくりに対する認知や期待感が
着実に上がってきているわけですし、現状でいくとそれが結果として
数字にも表れてきています。
すごくチャンスがある、と私は思っているんです。
チャンスのあるときは、その波を見極めてやりきらないといけないと思います。
もちろんチャンスがある時だけでなく、いつだってみんなで努力し続けていけたら、
みんながみんな成長して「本当にいい会社」「いい仲間」になるんじゃないかなと思います。
やっぱり命を頂いた以上は、長く生きなければいけないということが
命を授かった者の使命だと思うんです。
だけど自分は その事とは別に、もう一つ大事なことがあると思っています。
生きている以上は「何か面白いこと」、「誰かに影響を与えられるようなこと」を
自分たちから発信したり、何かを変えたり…
そういう ワクワク感や刺激を味わうべきなんじゃないかと思っているんです。
また、それに向かって努力していくことで、成長スピードも見る景色も
変わっていくんじゃないかな、と。
私なんかも挫折ばっかりでしたから。
この事業を始めた頃は、「この場から逃げたい」と思ったことなんていくらでもありますし。
あの当時は一人で東京へ出てきて、いつもネガティブで、テンションが低くて。
住まい兼、事務所のような感じのところにずっといたので、会話する人だって誰もいなくて。
そんな中でも自ら仕事をとらなくてはいけなかったわけですが、
「自分たちがやっていることが通用するかわからない。」状態でした。
だから朝から晩まで営業をやってはいるけれど不安で、不安で…。
電車の移動なんかは、「俺ホントに大丈夫かな。」、
「もう諦めた方がいいのか。」とか、「もっと違うことがあるんじゃないかな。」とか…
決心をぐらつかせるような考えが、もの凄くたくさん頭を巡っていました。
でも、お客様の会社に着いて商談に入る前には「よし、頑張ろう！」って
自分を奮い立たせて行って、話の中で ちょっとした光をもらったりしていた。
その可能性にかけて 一つひとつやり続けてきたことが、
こうやって 今、やっと実を結んでいるというか。
だから思うんです。
あの時本当に辛かったし、苦しかったし…
でも逃げなくてよかったな、
やり続けてよかったなって。
自分は身をもってそう強く感じるので、うちのエスプライドの子たちにも
辛いこととか苦しいこととか、楽しいこととか色々あるかもしれないけど、
その中でもやっぱり、一つのことをやり続けてほしいと思うんです。
絶対、景色が変わるから。
ぜひ「やり続けること」を常に頭に入れて行動してほしいな、と思います。
絶対に景色が変わるから。
私が変わったんだから。
間違いないです。
